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J-GLOBAL ID：200902212407393804   整理番号：08A1059924

EGFRを標的としたチロシンキナーゼ阻害剤により生成したEGFR耐性変異プロファイルの比較とドラッグ組合わせの効果

Comparison of the EGFR resistance mutation profiles generated by EGFR-targeted tyrosine kinase inhibitors and the impact of drug combinations

著者 (3件)： AVIZIENYTE Egle (AstraZeneca, Macclesfield, GBR) ,  WARD Richard A. (AstraZeneca, Macclesfield, GBR) ,  GARNER Andrew P. (AstraZeneca, Macclesfield, GBR)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 415  号： 2  ページ： 197-206  発行年： 2008年10月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エルロチニブ,ラパチニブおよびCI-1033によって,EGF受容体(EGFR)耐性の変異体をスクリーニングした。ラパチニブは最も多様な変異体を生じたが,エルロチニブやCI-1033を用いたスクリーニングでは変異のばらつきは少なかった。ラパチニブは特にEGFRの選択性ポケット内部のアミノ酸変異により影響されたが,グリシンG796或いはシステインC797の変異はCI-1033の効果を著しく低下させた。臨床的にみられるT790M変異体は,全ての阻害剤について共通していたが,その頻度には差がみられた。C797SとT790Mが共に存在すると,これら3つの阻害剤に対して完全に耐性となった。エルロチニブとCI-1033を組み合わせると,薬剤耐性クローンの数が低下した。ErbB2が薬剤耐性変異の生成に寄与する可能性も示された。

シソーラス用語： *抗腫瘍薬 ,  *酵素阻害剤 ,  *EGF受容体 ,  *受容体型チロシンキナーゼ ,  *突然変異 ,  *薬物耐性 ,  *癌タンパク質
準シソーラス用語： *ErbB2 ,  *チロシンキナーゼ阻害剤

分類 (3件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W)

物質索引 (3件)： CI-1033 ,  エルロチニブ ,  ラパチニブ

タイトルに関連する用語 (6件)： EGFR ,  標的 ,  チロシンキナーゼ阻害剤 ,  耐性変異 ,  プロファイル ,  組合わせ