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J-GLOBAL ID:200902212409722996   整理番号:09A0463573

早期続成作用中の有機物の化学的および同位体変質:中国の珠江河口海岸オフショアからの証拠

Chemical and isotopic alteration of organic matter during early diagenesis: evidence from the coastal area offshore the Zhujiang Estuary in China
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 43-51  発行年: 2008年 
JST資料番号: W0863A  ISSN: 0253-4193  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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早期続成作用中の有機物の化学的および同位体変質の理解は海洋と湖水環境でのバイオケミカル過程の研究に重要である。珠江河口海岸オフショア由来のプランクトン同様,堆積物コアの同位体組成(δ(13)Cとδ(15)N),全有機炭素(TOC),全窒素の含有量,並びに浮遊粒子を測定した。そして,加水分解性アミノ酸(THAA)の分別炭素含有量,全炭水化物(TCHO),全脂質と酸性不溶性有機化合物(AIOC),およびそれらのδ(13)Cを分析した。それに基づいて,有機物の化学的および同位体分留の大きさと機構を調べた。その結果,THAA,TCHOおよび脂質の分解性画分はプランクトに比べて表面堆積物埋および没堆積物に対するPOMで減少しており,TOCと有機物画分のδ(13)Cは深さで安定していたが4画分間で明確に異なっていることが示された。有機化合物の異なった分解速度,バクテリア有機物の形成と分解は,早期続成作用中の有機物の化学的,同位体変質をもたらす主な機構であった。プランクトン中の低炭水化物含有量,および脂質の速い分解の故に,化合物の選択的分解に起因した炭素同位体分留は相対的に少なく,一部バクテリア合成有機物の加算により取り消されており,結果的に早期続成作用中のδ(13)Cの控えめの特性が観測された。一方,バクテリア有機物の加算により,早期続成作用に起因したδ(15)Nの減損と変動が説明された。これらの研究から,δ(13)Cは有機物のソースを確実に代弁した。しかし,δ(15)Nは研究領域において,堆積有機物成因の指摘に利用できない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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有機地球化学 

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