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J-GLOBAL ID：200902212411411990   整理番号：09A0285994

立山(標高2,450m)における揮発性有機化合物(VOCs)測定について

Determination of Volatile Organic Compounds in Mt. Tateyama Area (Altitude; 1,180m and 2,450m)

著者 (8件)： 鳥山成一 (富山工高専) ,  近藤隆之 (富山県環境科セ) ,  溝口俊明 (富山県環境科セ) ,  木戸瑞佳 (富山県環境科セ) ,  山崎敬久 (富山県環境科セ) ,  中谷訓幸 (富山大 大学院) ,  田中敦 (環境研) ,  西川雅高 (環境研)
資料名： 環境化学  (Journal of Environmental Chemistry)
巻： 19  号： 1  ページ： 41-54  発行年： 2009年03月17日 
JST資料番号： L1101A  ISSN： 0917-2408  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 立山室堂(標高2,450m)や立山山麓ゴンドラ(標高1,180m)において,VOCsを測定した。立山室堂,ゴンドラにおいて,VOCs20成分の内,ベンゼンは<0.2μg/m³~0.58μg/m³,<0.2μg/m³~0.55μg/m³で,トルエンは<0.2μg/m³~1.14μg/m³,<0.2μg/m³~1.21μg/m³で,エチルベンゼンは<0.2μg/m³,<0.2μg/m³~0.28μg/m³で,他の成分は定量限界値(0.1μg/m³~2.5μg/m³)以下であった。VOCs発生源は,立山室堂及びゴンドラともに,中国及び北朝鮮の東アジア地域の影響と日本国内が考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 山岳地 ,  *揮発性有機化合物 ,  大気汚染物質 ,  濃度測定 ,  汚染源 ,  長距離輸送【大気】 ,  芳香族炭化水素 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： 立山 ,  *VOC【化合物】

分類 (1件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I)

物質索引 (2件)： ベンゼン ,  トルエン

引用文献 (42件)：

• 名古屋大学水圏科学研究所. 大気水圏の科学-黄砂. 1991
• 鹿角孝男. 八方尾根および長野市における浮遊粒子状物質と酸性降下物の特性. 大気環境学会誌. 1996, 31, 282-291
• NISHIKAWA, M. Preparation and evaluation of certified reference materials for Asian mineral dust. Global Environmental Research. 2000, 4, 103-113
• MORI, I. Estimation of the concentration and chemical composition of kosa aerosols at their origin. Atoms. Environ. 2002, 36, 4569-4575
• MORI, I. Change in size distribution and chemical composition of kosa (Asian dust) aerosol during long-range transport. Atoms. Environ. 2003, 37, 4253-4263

タイトルに関連する用語 (3件)： 立山 ,  標高 ,  揮発性有機化合物