抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国のSichuan県,Liangshan地方のひ素を多く含む硫化金精鉱は重要資源であり,その脱ひ素法を検討した。選鉱所から精鉱を入手し供試材とした。ひ素は主にひ素黄鉄鉱として含まれた。金精鉱を弱還元性雰囲気の回転管状炉で加熱し,脱ひ素効果を調べた。実験の結果,脱ひ素の最適パラメータは温度範囲650~700°C,CO
2濃度15~16%,還元時間30~40hであった。ひ素と硫黄の除去率はそれぞれ95%,25~28%であった。さらに酸化とばい焼を行うことによって,ばい焼材中の残留硫黄は4%未満に低下し,金のシアン化物の浸出収率は92%を越えた。