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J-GLOBAL ID:200902212416927889   整理番号:09A0471146

肝組織に対するHelicobacter pylori菌の病理学的影響に関する,2年間の動物実験研究

A two-year animal experimental study on the pathological effects of Helicobacter pylori on liver tissues
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 129-133  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2302A  ISSN: 1007-3418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:マウスに経口投与したH.pylori菌が,長期感染後にマウスの肝臓に到達できるか,それが活発な炎症を発生させ,単独の病因子としてHCCさえ起すか,それを観察すること。方法:20匹のC57BL/6マウスに,経口的にH.pylori SSIを投与し,24か月間飼育した(実験群)。それと共に,13匹のマウスを空対照(対照群)として用いた。H.pyloriコロニー形成と病理学的結果を,マウスの肝臓と胃組織で研究した。肝臓組織から抽出した細菌DNAを,H.pylori 16S rRNA遺伝子に対するnested PCRによって調べた。16S rRNA PCRアンプリコンの配列を判定し,胃粘膜からの培養細菌の16S rRNA PCRアンプリコンの配列判定結果と比較した。そして,それを接種したH.pylori SSIの場合と比較した。結果:実験群の20匹のマウスのうち,H.pyloriは12匹の胃粘膜で発見され,そのうち11匹では病理学的胃病変が見つかった。その中に,胃リンパ腫のものが1匹いた。H.pyloriは7匹のマウスの肝臓に見つかった。その6匹で肝臓病変が見つかったが,1匹は軽い炎症で,3匹は炎症と線維症で,2匹は炎症,線維症,異型性肝細胞過形成であった。対照群では肝臓病変は発見されなかった。実験群のマウスでは,胃粘膜にH.pyloriのいないマウスでは,肝臓病変が発見されなかった。肝臓の16S rRNA PCR産物の配列判定結果は,胃粘膜からの培養H.pylori,投与したH.pylori SS1と100%の均一性を示した。結論:C57BL/6マウスにH.pyloriの経口投与2年後に,胃粘膜病変と肝臓病変(infludine炎症,硬変,異型性肝細胞過形成)が,それらの動物で発見された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  微生物感染の生理と病原性 

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