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J-GLOBAL ID：200902212426373369   整理番号：08A1275113

Mo(211)表面上に吸着したSm原子の原子価変化

Valence changes of Sm atoms adsorbed on Mo (211) surface

著者 (2件)： KUCHOWICZ M. (Inst. of Experimental Physics, Univ. of Wroclaw, pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, POL) ,  KOLACZKIEWICZ J. (Inst. of Experimental Physics, Univ. of Wroclaw, pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, POL)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 602  号： 24  ページ： 3721-3727  発行年： 2008年12月15日 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Auger電子分光法(AES),低速電子回折法(LEED),走査型トンネル顕微鏡法(STM),X線光電子放出分光法(XPS)および仕事関数測定値の変化(Δφ)を用いてMo(211)面上のSm薄層の吸着を検討した。層成長モードおよびSm原子の原子価変化を測定した。Sm層成長モードは少なくとも3MLまでは逐次層形成であり,それに続いて結晶子が成長した。θ<0.3MLではSm原子は二価状態でしか吸着されないことを見いだした。約0.5ML被覆率では三価原子と二価原子との両方の数が同程度であった。θ=1MLではSm原子の11%が二価,89%が三価であった。第二層は二価原子だけで構成されていた。最初の二層は異なる面密度を有していた。すなわち第一の層では6.15×10¹⁴原子/cm²,第二の層では5.56×10¹⁴原子/cm²)であった。第二層を作り出している二価Sm原子はLEEDおよびSTMによって観測されるp(3×1)構造を有する島を形成していた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： Augerスペクトル ,  *モリブデン ,  *吸着 ,  *サマリウム ,  *原子価 ,  低速電子回折 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  X線光電子スペクトル ,  仕事関数 ,  薄膜成長
準シソーラス用語： LBL成長

分類 (3件)： 金属の表面構造  (BK15020P) ,  固-気界面一般  (CB12041H) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： Mo ,  吸着 ,  Sm ,  原子 ,  原子価