文献

J-GLOBAL ID：200902212427337285   整理番号：09A0003668

既存構造物の基礎・地盤補強工法 供用中のタンク直下地盤の液状化対策=「曲がり削孔式浸透固化処理工法」の施工事例=

著者 (2件)： 植田勝紀 (五洋建設) ,  林健太郎 (五洋建設)
資料名： 建設機械  (Construction Machinery and Equipment)
巻： 45  号： 1  ページ： 33-37  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： S0891A  ISSN： 0385-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 特定屋外タンク貯蔵所に係わる1994(平成6)年の消防法令の改正により,1977(昭和52)年以前に設置された特定屋外貯蔵タンクは,所要の期間内に新基準に適合しなければならなかった。今回,液状化対策を実施した水島工業地帯にあるA社の特定屋外貯蔵タンクは,新基準に適合していたが,本タンクの重要性と予想される南海地震等を考慮して,さらに安全性を向上させるために,浸透固化処理工法による砂質地盤の耐震補強を実施した。本タンク周辺は,防油堤内のスペースが狭く,通常のボーリング機の適用が困難だったので,曲線的に削孔して薬液注入をする新技術で,「浸透固化処理工法」と「曲がり削孔工法」を融合させた「曲がり削孔浸透固化処理工法」を導入し,防油堤の外側から既存設備を供用したまま,直下地震の対策を行った。本文は,これらの施工方法と施工結果について記した。

シソーラス用語： 構造物 ,  *油タンク ,  *凝固 ,  水ガラス ,  穿孔 ,  センサ ,  ジャイロスコープ ,  工事 ,  曲線 ,  *浸透 ,  沈下 ,  一軸圧縮試験 ,  耐震補強 ,  二酸化ケイ素 ,  *災害対策
準シソーラス用語： *防災対策 ,  シリカ ,  ジャイロセンサ ,  *液状化対策 ,  活性シリカ ,  既存構造物 ,  曲線施工 ,  固化処理 ,  *浸透固化処理 ,  沈下計測

分類 (2件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C) ,  その他の特殊構造物  (RA05020W)

タイトルに関連する用語 (12件)： 既存構造物 ,  基礎 ,  地盤 ,  補強工法 ,  供用 ,  タンク ,  地盤の液状化 ,  対策 ,  曲がり ,  削孔 ,  浸透固化処理工法 ,  施工