抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新日化サーマルセラミックス(株)のセラミックファイバー事業は,数年間の準備期間を経て1984年3月に新日化サーマルセラミックス堺工場(当時:新日鐵化学(株)堺製造所)でセラミックファイバーの生産を開始した時から始まる。1986年7月に操業を開始した君津製鐵所厚板工場において採用されたオールセラミックファイバーライニング高熱効率・低熱慣性連続加熱炉は,新日化サーマルセラミックス誕生のきっかけであり,その後の鉄鋼プロセスでの用途展開は,新日化サーマルセラミックス成長のマイルストーンそのものである。また新日化サーマルセラミックスは,この2007年11月から新たに環境に配慮した製品である“生体溶解性繊維(商品名:Superwool(スーパーウール))”の本格生産に着手し,市場開拓を進めている。本稿では,セラミックファイバーを利用した鉄鋼用断熱技術開発の概況について述べるとともに,“スーパーウール”の鉄鋼分野での用途展開の可能性について紹介する。(著者抄録)