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J-GLOBAL ID:200902212453148040   整理番号:08A0126632

一連の陰イオンスルホン酸塩ジェミニ界面活性剤と対応単量体界面活性剤の凝集挙動

Aggregation behavior of a series of anionic sulfonate gemini surfactants and their corresponding monomeric surfactant
著者 (5件):
資料名:
巻: 319  号:ページ: 534-541  発行年: 2008年03月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一般構造[(CnH2n+1)(C3H6SO-3)NCsN(C3H6SO-3)(CnH2n+1)]・2Na+の一連の陰イオンスルホン酸塩ジェミニ界面活性剤を合成した。スペーサ基Csはp-キシリルや(CH2)3を表す時,界面活性剤はCnCpxCn(SO3)2 (n=8,10,12)やC12C3C12(SO3)2 (n=12)と各簡略化する。また対応単量体界面活性剤C12H25N(CH3)(C3H6SO-3)・Na+ (C12NSO3)も調製した。pH9.2,イオン強度30mM下,これらの界面活性剤の凝集挙動を研究した。ジェミニ界面活性剤は単量体界面活性剤と比べ,より強い凝集傾向とかなり小さな吸熱ミセル化エンタルピー変化(ΔHmic)を示した。ジェミニ界面活性剤の臨界ミセル濃度(CMC)はC8CpxC8(SO3)2からC10CpxC10(SO3)2へと疎水性鎖長増加と共に減るが,C10CpxC10(SO3)2とC12CpxC12(SO3)2のCMC値はほぼ近い。ΔHmic値はC8CpxC8(SO3)2の吸熱からC12CpxC12(SO3)2のほぼゼロまで変化した。加えて,これらの全界面活性剤では,CMC以上でベシクルを認めた。三級窒素基間の水介在分子間水素結合はベシクル生成でC12NSO3やC12C3C12(SO3)2を支援する一方,芳香環間のπ-π相互作用は,CnCpxCn(SO3)2のベシクル生成で,別の追加的駆動力になる。一方で,水素結合,π-π相互作用,強い疎水性相互作用は,空気/水界面において,C12CpxC12(SO3)2やC12C3C12(SO3)2での多層生成可能性を提供するが,これら2つのジェミニ界面活性剤の空気/水界面での界面活性剤分子当りが占める極端に小さな最小面積の可能な理由である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の洗浄剤  ,  脂肪族スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  ,  コロイド化学一般 
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