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J-GLOBAL ID:200902212459247881   整理番号:08A0219236

光応答性クラウンエーテルを用いる金属イオン抽出における分離効率の光増幅

著者 (1件):
資料名:
号: 27  ページ: 3-6  発行年: 2008年02月20日 
JST資料番号: L3657A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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クラウンエーテルにフォトクロミック置換基を含む化合物はフォトクロミズム等の光物性とクラウンエーテル環の金属イオン錯形成能が互に影響し興味深い。光異性化に伴う錯形成能変化と,金属イオン抽出の光制御を述べた。モノアザクラウンエーテルにスピロベンゾピラン部位を導入したクラウン化スピロベンゾピラン誘導体...1)とジアザクラウンエーテルに2つのスピロベンゾピラン部位を備えたクラウン化ビス(スピロベンゾピラン)...2)に加え,クラウン化マラカイトグリーン誘導体...3),ビスクラウン化マラカイトグリーン誘導体...4)の錯形成能を検討した。また1)は,錯形成によりスピロピラン体からメロシアニン体(可視域に吸収ピークを持つ)に異性化し,液液抽出で金属イオン抽出時の有機相吸光度変化から抽出率が求まる。脂溶性部位としてオクタデシル基を持つクラウン化スピロベンゾピラン誘導体...5)の1,2-ジクロロエタン溶液でアルカリ金属水溶液からの液液抽出を実験した。2)でもアルカリ金属とアルカリ土類金属イオンの液液抽出も行った。分子動力学計算でクラウン化スピロベンゾピランによる金属抽出をシミュレーションし,実験結果と良く一致した。
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分類 (4件):
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7員環以上の単環脂環式化合物  ,  ピランの縮合誘導体  ,  その他の光学的効果  ,  非遷移金属元素の錯体 
物質索引 (6件):
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引用文献 (20件):
  • K. Kimura, T. Yamashita, M. Yokoyama, J. Chem. Soc., Perkin Trans.2, 1992, 613.
  • K. Kimura, T. Yamashita, M. Yokoyama. J. Phys. Chem., 96, 5614(1992).
  • K. Kimura, T. Utsumi, T. Teranishi, M. Yokoyama. H. Sakamoto, M. Okamoto. R. Arakawa, H. Moriguchi, Y. Miyaji, Angew. Chem. Int. Ed. Engl., 36, 2452(1997).
  • K. Kimura, H. Sakamoto, S. Kado, R. Arakawa. M. Yokoyama, Analyst (Cambridge), 125, 1091(2000).
  • M. Nakamura, T. Fujioka, H. Sakamoto. K. Kimura. New J. Chem., 26, 554(2002).
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タイトルに関連する用語 (5件):
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