文献
J-GLOBAL ID:200902212465535759   整理番号:08A1238090

地中海北東部に生育する数種類の巨大な紅藻類と褐藻類の生化学的組成

Biochemical composition of some red and brown macro algae from the Northeastern Mediterranean Sea
著者 (2件):
資料名:
巻: 59  号: 7/8  ページ: 566-572  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: W0155A  ISSN: 0963-7486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
巨大藻類は,沿岸部に大量に生育しており,蛋白質,脂質,ミネラル類,ビタミン類を含み,食品として重要な供給源である。紅藻類や褐藻類は野菜として食物や,抽出された粘液はゲル化剤や増粘剤として利用される。ここでは,トルコの北東地中海沿岸で採れたいくつかの巨大藻類の生化学的組成を調査した。本研究で調べた藻類は,ウブゲグサ(Spyridia filamentosa),アミジグサ科の藻類(Stypopodium schimperii),ムカデノリ科の藻類(Halymenia floresii),フジマツモ科の藻類(Acanthophora nayadiformis)の4種類であった。乾燥重量当たりで,蛋白質はムカデノリ科が最も高く,アミジグサ科が最も低かった。脂肪はアミジグサ科が最も高く,紅藻類3種は低かった。灰分は紅藻類がアミジグサ科より高かった。脂肪酸組成については,アミジグサ科は飽和脂肪酸(SFAs)が少なく一価不飽和脂肪酸(MUFAs)が高かった。紅藻類の中では,ムカデノリ科はSFAsが最も高く,多価不飽和脂肪酸(MUFAs)は最も低かった。一方,フジマツモ科はSFAsが最も低く,MUFAsは最も高かった。脂肪酸別では,パルミチン酸が最も含量が高く,ミリストレイン酸,パルミトレイン酸,オレイン酸,リノレン酸,アラキドン酸,エイコサペンタエン酸などの含量が高かった。藻類は食物繊維,ミネラル類,ビタミン類も多く,食品や栄養補助食品の供給源となり得る。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の分析  ,  海藻類 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る