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J-GLOBAL ID：200902212465771525   整理番号：09A0817600

EMPyrCl-ZnCl₂メルトの物理化学的性質と150°Cのその等モルメルトからのモリブデンの電着

Physicochemical Properties of EMPyrCl-ZnCl₂ Melts and Electrodeposition of Molybdenum from the Equimolar Melt at 150°C

著者 (7件)： NOHIRA Toshiyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KITAGAWA Kan (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HAGIWARA Rika (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NITTA Koji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NITTA Koji (Sumitomo Electric Ind., Ltd., Osaka, JPN) ,  MAJIMA Masatoshi (Sumitomo Electric Ind., Ltd., Osaka, JPN) ,  INAZAWA Shinji (Sumitomo Electric Ind., Ltd., Osaka, JPN)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 77  号： 8  ページ： 687-689  発行年： 2009年08月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい融解塩系,N-エチル-N-メチルピロリジニウムクロリド(EMPyrCl)-ZnCl₂,を,中温でのモリブデンの電着のために検討した。EMPyrCl-ZnCl₂系の状態図をつくった。この系は等モル組成で最も低い融点45°Cを示す。熱重量分析から熱分解は等モルメルトで230°Cから開始することが分かった。等モルメルトの粘度と電気伝導率は150°Cでそれぞれ,75cPと22mScm^-1であった。等モルメルトのカソード限界は金属亜鉛の析出であることがXRD分析により確認された。平滑な金属モリブデン膜がMoCl₅(0.9mol%)とKF(3.0mol%)を含む等モルメルト中,150°C,0.01V対Zn(II)/Znでの定電位電解によってニッケル基板上に電着した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  *塩化亜鉛 ,  メルト ,  *融解塩 ,  *モリブデン ,  *電着 ,  状態図 ,  融点 ,  熱重量分析 ,  熱分解 ,  粘度 ,  電気伝導率 ,  X線回折 ,  塩化モリブデン ,  フッ化カリウム ,  電解 ,  基板 ,  *金属薄膜 ,  *イオン液体 ,  温度依存性 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  X線光電子スペクトル
準シソーラス用語： XRD

分類 (4件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  融解塩  (CB05050R) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  ピラジン  (CF07104N)

物質索引 (1件)： 1-エチル-1-メチルピロリジニウム

引用文献 (9件)：

• HORMES, J. Nucl. Instr. and Meth. in Phys. Res. B. 2003, 199, 332
• NAKAJIMA, H. Electrochem. Solid-State Lett. 2005, 8, C91
• NITTA, K. Electrochim. Acta. 2007, 53, 20
• NAKAJIMA, H. Electrochim. Acta. 2007, 53, 24
• NAKAJIMA, H. J. Rare Earths. 2005, 23, Spec. Issue, 10, 16

タイトルに関連する用語 (6件)： ZnCl2 ,  メルト ,  物理化学的性質 ,  等モル ,  モリブデン ,  電着