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J-GLOBAL ID：200902212468273283   整理番号：08A0025273

C.albicansの成長,細胞形態学および巨大分子合成に及ぼすテリック酸の影響

Effect of Terric acid on the growth,cellular morphology and macromolecular synthesis of C.albicans

著者 (3件)： LI Shubin (School of Life Science;South China Normal Univ., Guangzhou) ,  WANG Jun (School of Life Science;Zhongshan Univ., Guangzhou) ,  ZHONG Yingchang (School of Life Science;South China Normal Univ., Guangzhou)
資料名： Weishengwu Xuebao  (Weishengwu Xuebao)
巻： 47  号： 3  ページ： 447-451  発行年： 2007年 
JST資料番号： C2382A  ISSN： 0001-6209  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 海生糸状菌Aspergillus flavus No.179により産生された抗真菌代謝産物,テリック酸を分離し,精製した。C.albicans AS2,538の成長および細胞形態学に及ぼす異なる濃度でのテリック酸の影響を,液体希釈法により研究した。この物質は低濃度でC.albicans AS2,538の成長を明らかに阻害し,高濃度では殺菌作用を持っていた。C.albicans AS2,538に及ぼす最少阻害濃度(MIC)および最少致死濃度(MLC)は,それぞれ6.25μg/mLおよび50μg/mLであった。準-MIC(3.13μg/mL)において,テリック酸はC.albicans AS2,538の偽感覚麻痺形成を阻害し,細胞形態学的変化を引き起こした。培地に対し最終濃度50μg/mLまでテリック酸を添加後,C.albicans AS2,538の細胞形態は不規則になり,いくつかの細胞は大きくなり崩壊した。放射性前駆体,(14)C-チミジン,3H-ウリジンまたは(14)C-バリンそれぞれの取り込みの測定により,C.albicans AS2,538の巨大分子,DNA,RNAまたは蛋白質の合成に及ぼすテリック酸の影響を推定した。5g/mLテリック酸培地で4時間C.albicans AS2,538をインキュベートしたとき,放射性イソロイシンおよびウリジンの取り込みは普通の培地でインキュベートされた対照に比してそれぞれ47.8%,70.7%減少した。しかし,チミジンの取り込みは,大きな変化を示さなかった。テリック酸はC.albicans AS2,538における蛋白質およびRNAの合成を阻害するが,DNA合成に対しては影響をしないことをこの結果は示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *鵞口瘡カンジダ ,  *抗真菌薬 ,  *代謝産物 ,  成長阻害 ,  殺菌作用 ,  致死量 ,  知覚不全 ,  麻痺性疾患 ,  形態 ,  培地 ,  炭素14 ,  三重水素 ,  DNA【核酸】 ,  RNA【核酸】 ,  タンパク質 ,  インキュベート ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  分枝鎖アミノ酸 ,  第一アミン ,  ピリミジンヌクレオシド ,  リボヌクレオシド ,  デオキシリボヌクレオシド ,  *Aspergillus flavus
準シソーラス用語： *黄色麹菌 ,  *Candida albicans ,  感覚麻痺 ,  細胞形態

分類 (3件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (4件)： イソロイシン ,  ウリジン ,  チミジン ,  バリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 成長 ,  細胞形態学 ,  巨大分子 ,  酸