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J-GLOBAL ID:200902212469402370   整理番号:09A0711602

クロストリジウム神経毒素の細胞侵入戦略

Cell entry strategy of clostridial neurotoxins
著者 (2件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 1584-1595  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,テタヌストキシン(TeNT)やボツリヌストキシン(BoNT)が毒性発揮に当たって発揮する細胞侵入の巧妙な戦略についての総説である。これら神経毒は複雑なポリシアロガングリオシドを介して,運動神経の細胞膜に高濃度に集まってくる。そして特異的受容体蛋白質に結合して,リサイクル機構をもつ取り込み機構と便乗機構を駆動させる。最後に,ニューロトキシンはシナプス小胞をシャットダウンさせ,標的細胞に侵入する前に,ベシクルの機能を誤動作させる。これには細胞膜の融合マシンの蛋白質コアの開裂が関与している。既知のBoNTの7種のうち,4種の,シナプスベシクル内への取り込みは,シナプスベシクル蛋白質のシナプトタグミン(Syt)又はシナプスベシクル蛋白質2(SV2)に依存することが分かっている。BoNT/A,B,E及びEなどの毒素が,神経細胞内に到達するためにはシナプス蛋白質のSV2やSytに結合してシナプス小胞再利用系を探索する機構が証明されている。又,BoNTと受容体ガングリオシドとの共結晶構造についても解明が進んでいる。これらの知見により,今までの矛盾点と問題点のいくつかが解明された。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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