文献

J-GLOBAL ID：200902212470655428   整理番号：09A0840411

温度及びpH値用の可溶性高分子二重センサ

Soluble Polymeric Dual Sensor for Temperature and pH Value

著者 (6件)： PIETSCH Christian (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  PIETSCH Christian (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU) ,  HOOGENBOOM Richard (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  HOOGENBOOM Richard (DWI an der RWTH Aachen e.V., Aachen, DEU) ,  SCHUBERT Ulrich S. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  SCHUBERT Ulrich S. (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 31  ページ： 5653-5656  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ディスパースレッド1とメタクリル酸クロリドから染料官能化メタクリラートを合成し,これとジエチレングリコールメチルエーテルメタクリラート(DEGMA)のRAFT共重合(共重合比5:95)により,水溶性の統計的共重合体(I)を得た。IのDEGMA単位はLCSTに基づく温度応答性を,染料単位はpHに応答するソルバトクロミズム性を示すことから,Iは二重応答性の高分子センサとなり得た。例えば,pH7では17.3°Cの曇り点以上で赤色強度が増すのみであったが,pH1では曇り点の前後で深色効果を示して変色した。これは沈殿により染料周りの極性が変化することによった。一方,メタクリル酸オリゴエチレングリコール(重合度22~23)との三元共重合体(共重合比5:45:55)では曇り点が92°Cに上昇し,曇り点前後で深色効果は認められなかった。

シソーラス用語： *ポリメタクリル酸エステル ,  共重合 ,  共重合体 ,  リビングラジカル重合 ,  水溶性高分子 ,  曇り点 ,  ソルバトクロミズム ,  深色効果 ,  pH依存性 ,  温度依存性 ,  *温度センサ ,  *pHセンサ ,  臨界溶解温度 ,  可溶性 ,  ポリエチレンオキシド ,  オリゴマ ,  溶解性
準シソーラス用語： RAFT重合

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (3件)： ディスパースレッド1 ,  メタクリル酸2-(2-メトキシエトキシ)エチル ,  メタクリル酸2-[エチル(4′-ニトロアゾベンゼン-4-イル)アミノ]エチル

タイトルに関連する用語 (3件)： pH値 ,  可溶性 ,  高分子