抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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まさ土には風化物が粘土鉱物として堆積しているため,砂質土であっても粘性土のような挙動を示すことがある。まさ土を盛土材料として用いる場合,浸水による沈下(コラプス沈下)とそれに伴う強度低下に注意する必要がある。降雨が少なく最適含水比の乾燥側で盛土を施工し,かつ転圧締固めが不足すると,コラプスを起こしやすい盛土を築造することになる。本報告では,まさ土による締固め不飽和土の浸水に伴う強度低下量を,コラプス沈下が発生する場合としない場合に分けて評価し,前者はコラプス係数から,後者は吸水走査曲線から簡易的に推定できる可能性があることを示した。締固め不飽和土の締固め効果には密度効果とサクション効果があるが,まさ土では後者の方が大きい。