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J-GLOBAL ID:200902212472541446   整理番号:08A0407282

ノースウェスト準州,ダイアビックダイヤモンド鉱山からのダイヤモンドを含むカンラン岩質微小捕獲岩

Diamondiferous peridotitic microxenoliths from the Diavik Diamond Mine, NT
著者 (8件):
資料名:
巻: 155  号:ページ: 541-554  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: D0949A  ISSN: 0010-7999  CODEN: CMPEAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ダイアビック(スレイブクラトン)のA154南及び北キンバーライトパイプからの,ダイヤモンドを含む21個のカンラン岩質微小捕獲岩から回収した25個のダイヤモンドは,色・炭素同位体組成・窒素の濃度及び集合状態に関して,この鉱山での一般的なカンラン岩型ダイヤモンド産出に一致する。ザクロ石の組成に基づくと,ダイヤモンドを含む微小捕獲岩の大部分は共生関係ではレールゾライト的(G9)であり,一般的なダイヤモンド産出で支配的なハルツバージャイト的(G10)な包有物の共生と明確に対照的である。レールゾライト的な共生のA154南パイプからのダイヤモンド中のザクロ石包有物は,ハルツバージャイト的な共生に比べて明らかにCr含有量が低い。しかし微小捕獲岩のザクロ石では両方の共生のザクロ石のCr含有量が同程度であり,ハルツバージャイト的な包有物のザクロ石と一致している。微小捕獲岩のダイヤモンドが一般的なダイヤモンドの母集団からの試料を反映していると仮定すると,元々ハルツバージャイト的であったダイヤモンドソースがダイヤモンド形成後に交代作用を受け上書きされ,多数のCrに富むレールゾライト的なザクロ石が作られた。元のハルツバージャイト的なダイヤモンドソースの転換は,交代作用による上書きでの再ファータイル化の過程で起きた。ダイヤモンド形成後の交代作用による上書きは,微小捕獲岩のダイヤモンド中に非常にMgに富むカンラン石包有物(Fo95)が発見されたことからも支持される。このカンラン石は,ホストの微小捕獲岩が示す環境よりもはるかにデプリートした環境で生成している。微小捕獲岩のザクロ石のコンドライトで規格化したREEパターンは主に正弦曲線型であり,包有物のザクロ石に見られるパターンと似ている。正弦曲線型のREENパターンは,非常に分別した(LREE/HREEが非常に高い)流体による比較的穏やかな交代作用の上書きを示すと解釈される。このようなパターンが卓越していることは,ハルツバージャイトからレールゾライトへの交代作用による転換がダイヤモンド含有量に破壊的な影響を与えなかった理由を説明する可能性がある。
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分類 (1件):
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金属鉱山,鉱物資源 

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