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J-GLOBAL ID：200902212473044217   整理番号：09A0372525

1988年雌阿寒岳の噴火活動に伴う地震活動の特性

Characteristics of seismic activities accompanied with the Meakandake 1988 eruption

著者 (1件)： 高木朗充 (気象研)
資料名： 北海道大学地球物理学研究報告  (Geophysical Bulletin of Hokkaido University)
号： 72  ページ： 331-352  発行年： 2009年03月15日 
JST資料番号： F0069A  ISSN： 0439-3503  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1988年1~2月の雌阿寒岳の噴火活動に伴う地震活動の特性を明らかにした。発生した火山性地震の数は9464回であった。そのうち継続時間が10秒以下と以上のものを大別してSimple eventとComplex eventとした。Simple eventにはLF,HF,PTの3種,Complex eventにはTD,TS,LD,Tの4種に分類できた。Simple eventのスペクトル頻度分布は8Hz以下と10Hz以上に明瞭に分かれたため,低周波側をLF,高周波側をHFとした。噴火活動の後4群発地震があった。各群発の波形はお互いに非常に類似していた。それらの地震記象の初動は同じ方向であった。これらの特性を説明するため,Doppler効果をもったtensile crackモデルを提案した。

シソーラス用語： 噴火活動 ,  *火山性地震 ,  群発地震 ,  地震記象 ,  Doppler効果 ,  モデル
準シソーラス用語： *1988年雌阿寒岳の噴火活動 ,  スペクトル頻度分布 ,  *張力割れ目モデル

分類 (1件)： 地震活動  (DC03030L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 雌阿寒岳 ,  噴火活動 ,  地震活動