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J-GLOBAL ID：200902212476938170   整理番号：09A0434325

グラフェン・エッジのRaman分光法

Raman Spectroscopy of Graphene Edges

著者 (9件)： CASIRAGHI C. (Cambridge Univ., Cambridge, GBR) ,  HARTSCHUH A. (Ludwig-Maximilians- Univ. Munich, DEU) ,  QIAN H. (Ludwig-Maximilians- Univ. Munich, DEU) ,  PISCANEC S. (Cambridge Univ., Cambridge, GBR) ,  GEORGI C. (Ludwig-Maximilians- Univ. Munich, DEU) ,  FASOLI A. (Cambridge Univ., Cambridge, GBR) ,  NOVOSELOV K. S. (Manchester Univ., GBR) ,  BASKO D. M. (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  FERRARI A. C. (Cambridge Univ., Cambridge, GBR)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 9  号： 4  ページ： 1433-1441  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラファイトをミクロ劈開させて面積が100μm²までの単層グラフェン・フレークを作製し,結晶学的方位が異なるエッジを持つ前記グラフェン・フレークのマイクロRamanスペクトルを測定した。不規則性エッジの一般的な事例を解析するためにRaman散乱の実空間理論を開発し,Dバンドがエッジ近傍に局所化していることを示した。理想的なエッジのDピークはジグザグ方位のエッジではゼロであるが,アームチェア型エッジでは大きいために,エッジ方位に敏感な手段としてRaman分光法を利用できることを示した。しかし,実測したGおよびDピークの位置,幅,強度の入射強度依存性を解析したが,実際の場合にはD/G比は必ずしもエッジ方位と有意な関係にないことを明らかにした。

シソーラス用語： *グラファイト ,  劈開【結晶】 ,  単原子層 ,  フレーク ,  *端部 ,  *Ramanスペクトル ,  結晶方位 ,  *規則度 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： ジグザグ構造

分類 (3件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C)

タイトルに関連する用語 (3件)： グラフェン ,  エッジ ,  Raman分光法