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J-GLOBAL ID:200902212484543169   整理番号:08A0623955

ポドカリキシンの発現は細胞の接着,移動,そして細胞間コミュニケーションを増強する

Expression of podocalyxin enhances the adherence, migration, and intercellular communication of cells
著者 (11件):
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巻: 314  号: 10  ページ: 2004-2015  発行年: 2008年06月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポドカリキシン(PODXL)は,腎臓糸球体の上皮細胞で豊富に発現する抗接着糖タンパク質である。反対に,我々はここで,CHO細胞におけるポドカリキシンGFP(PODXLGFP)の発現は不動化したフィブロネクチンに対する付着性,延展,そして移動を増すことを報告する。PODXLの一過性のノックダウンまたは細胞質ゾルカルボキシ末端ドメインを欠くPODXL(PODXL-Δ451)の発現は細胞接着を阻害した。さらに,PODXLの効果は,ポドカリキシンの外部ドメイン(PODXL-Δ429),RGDペプチド,またはビトロネクチン受容体(αvβ3)の阻害剤により妨げられた。CHO-PODXLGFPは,ヒト血管内皮細胞(HUVEC)に対し付着性を示し,顆粒状PODXLの極性化とPODXL顆粒と共に前進する長く薄く,スパイク状の突起の放出を示した。我々は,PODXLが細胞の先導端の膜ラッフル領域でβ1インテグリンと共局在し,β1阻止抗体は細胞の延展を阻害することを見出した。PODXLは葉状仮足の膜直下アクチンまたは細胞突起のビンキュリンとも結合した。PODXLの向接着性効果はシアル酸欠損O-糖変異体CHO細胞では欠けていた。結論として,我々はヒトのPODXLは,インテグリンの活性に依存した機構を介して不動化したリガンドや血管内脾細胞への付着性を増強することを示す証拠を提供する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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