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J-GLOBAL ID:200902212491494785   整理番号:08A0531472

新しい有糸分裂特異的リン蛋白質の大規模同定

Large-scale identification of novel mitosis-specific phosphoproteins
著者 (6件):
資料名:
巻: 1784  号:ページ: 882-890  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リン蛋白質が細胞調節において重要な役割を果たすことから,リン蛋白質の系統的同定は細胞シグナル伝達経路の理解に必須である。モノクローナル抗体MPM2は別々の一連の有糸分裂特異的リン蛋白質を認識し,細胞周期のリン酸化の重要性を研究するための特異的ツールを構成する。しかしながら,免疫ブロット膜上で示される抗原を同定することの困難さにより,少数のMPM2抗原のみが同定されている。ここに,MPM2リン蛋白質の大規模同定のためのプロテオミクス法を開発した。有糸分裂抽出物を幾つかの2次元ゲル電気泳動(2D)により平行して分析し,クーマシーブルーにより染色した。1つのゲル上の個別スポットを削り取り,それにおける蛋白質を通常SDS電気泳動により溶解し,MPM2染色のために膜上にブロットした。陽性蛋白質の対応物をもう1つの平行2Dゲル上で選択し,質量分析により同定した。この方法を用いて,100スポットをクーマシー染色2Gゲルから削り取り,1D免疫ブロットによりMPM2反応性により選択し,既知MPM2抗原のラミニン結合蛋白質に加えて潜在的MPM2エピトープを含有する22蛋白質を同定した。さらに,これらの結果を免疫蛍光,共免疫沈降及びin vitroリン酸化アッセイにより評価した。前例のない数の潜在的MPM2リン蛋白質抗原の同定は,細胞分裂初期の調節に関与する蛋白質の範囲に新規洞察を提供した。さしあたり,この方法は特に1つの抗原よりも多数の抗原を認識する抗体に関して未知の抗原を探索する場合に使用できるだろう。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物科学研究法一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞分裂・増殖 
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