抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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振り子式波力発電装置(Pendulor)は,アンテナ原理を忠実に応用した高効率の機械式波力発電装置である。本研究では従来のケーソンに代わり特殊な浮体(母船)を利用した。波力発電のプロセスにおいて,母船とPendulorとの相互関係が大切な役割をする。こうした状況を勘案しながら,洋上浮体型振り子式波力発電装置(Floating Pendulor=FP)の設計法を調査・検討し,整理した。FPでは浮体の静止が重視され,ヒーブ,サージ,ピッチ3方向に対しアクティブダンピングにより波力作用を打ち消す。水室と振り子は相互に作用する一体のものである。それぞれの作用から発電装置の要素として好ましい構造とその設計法を示した。