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J-GLOBAL ID：200902212492194025   整理番号：09A1128840

Shewanella oneidensis MR-1による電子伝達速度論の電気化学測定

Electrochemical Measurement of Electron Transfer Kinetics by Shewanella oneidensis MR-1

著者 (5件)： BARON Daniel (Univ. Minnesota, Minnesota) ,  LABELLE Edward (Univ. Minnesota, Minnesota) ,  COURSOLLE Dan (Univ. Minnesota, Minnesota) ,  GRALNICK Jeffrey A. (Univ. Minnesota, Minnesota) ,  BOND Daniel R. (Univ. Minnesota, Minnesota)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 42  ページ： 28865-28873  発行年： 2009年10月16日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロテオバクテリアには外膜にもチトクロームがあり外部からの電子供与で呼吸できるが,単離外膜での実験ではその電子伝達に関与する分子が外膜チトクロームなのか分泌フラビンなのか不明だったので,無傷な細菌で電子伝達を測定することにした。Shewanella oneidensisのMR-1株はグラファイト電極に付着してバイオフィルムを形成した。そのとき,可溶性のフラビンが存在しなければ,電子伝達が約0Vを中心として起き,外膜チトクローム(OmcA,MtrC)に依存して変化した。それに対してフラビンが存在すれば,電子伝達が促進されるが,直接の電子伝達の速度定数は精製チトクロームよりも小さくなった。これらの結果により,0V以上で観察される陽極電流は直接の伝達によるが,それより低い電位ではフラビンにより電子伝達することがわかり,このように2種類の機構を想定すれば以前の結果を説明できるようになった。

シソーラス用語： 細菌 ,  *電子伝達系 ,  *チトクローム ,  ビタミンB群 ,  遺伝子破壊 ,  生物膜 ,  酸化還元反応 ,  炭素電極 ,  金属イオン ,  生体膜 ,  窒素複素環化合物 ,  リボヌクレオチド ,  ウレア化合物 ,  無機酸エステル ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール
準シソーラス用語： Shewanella oneidensis ,  *フラビン ,  OmcA ,  MtrC ,  外膜

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (2件)： FMN ,  リボフラビン

タイトルに関連する用語 (5件)： Shewanella ,  MR ,  電子伝達 ,  速度論 ,  電気化学