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J-GLOBAL ID：200902212498939081   整理番号：09A0610957

タキシラにおける仏教寺院の仏塔基壇の形態と変遷について-ガンダーラ仏教建築における仏塔に関する研究 その2-

THE CHARACTERISTICS AND TRANSFORMATION OF STUPAS PLINTHS ON BUDDHIST TEMPLES IN TAXILA: A study of forms of stupas in the Gandhara buddhist temples: Part II

著者 (3件)： 加藤直子 (奈良女大 大学院人間文化研究科) ,  矢谷早 (奈良県教育委) ,  増井正哉 (奈良女大 生活環境)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 640  ページ： 1465-1470  発行年： 2009年06月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ガンダーラ仏教寺院における仏塔の形態を建築史学・技術史学的視点から明らかにする為,保存修復の対象となる漆喰装飾の下地である石積み部分を分析し,考察した。タキシラの仏塔の特徴とその変遷について考察し,中央ガンダーラのものと比較をした。その結果,基壇形態については,単層型,積層型,複層型を確認した。石積みについては,近隣で入手可能なカンジュールと石灰岩を石材の性質にあわせ,軟質なカンジュールは装飾下地,硬質な石灰岩は構造体の石材に使用していた。本研究で分類した外装としての石装飾要素については,モールディングの石材の凸部と凹部を別々に加工する方法から,一石で加工する方法へと変化し,凸部では曲面に加工するものから面取りの加工へと変化していたことが明らかになった。

シソーラス用語： *パキスタン・イスラム共和国 ,  宗教 ,  *寺院 ,  *塔状構造物 ,  棚段 ,  形態 ,  経時変化 ,  石材 ,  組積構造 ,  建築工事 ,  *遺跡 ,  配置計画 ,  柱脚 ,  建築装飾 ,  東洋建築史 ,  建築様式
準シソーラス用語： ガンダーラ建築 ,  ジョーリアン遺跡 ,  *タキシラ ,  ダルマラージカ遺跡 ,  仏教 ,  *仏塔

分類 (2件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 仏教寺院 ,  基壇 ,  形態 ,  仏教 ,  建築 ,  研究