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文献
J-GLOBAL ID:200902212505426214   整理番号:08A0160776

ココナッツ油と落花生油あるいはオリーブ油との混合油を摂取したラットは肝臓酸化防止酵素の活性が高まり,LDLが減少した

Rats fed blended oils containing coconut oil with groundnut oil or olive oil showed an enhanced activity of hepatic antioxidant enzymes and a reduction in LDL oxidation
著者 (2件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 950-957  発行年: 2008年06月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肝臓酸化防止酵素活性およびLDLの酸化感受性に対するWistarラットへのココナッツ油(CO):落花生油(GNO)あるいはCO:オリーブ油(OLO)の混合およびエステル交換油の給餌の影響を調べた。COを与えたラットに比較し,CO:GNO混合油およびエステル交換油を摂取したラットの肝臓脂質過酸化(LPO)レベルは31%および21%増加した。CO:GNOの混合油およびエステル交換油を与えたラットでは,COを与えたラットに比べてそれぞれスーパーオキシドジスムターゼ活性が31%および28%,およびカタラーゼ(CAT)活性が37%および39%増加した。グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)活性はCO:GNO混合およびエステル交換油を与えたラットで17%および20%増加した。またグルタチオントランスフェラーゼ(GST)レベルはCOを与えたラットに比較し,CO:GNOの混合およびエステル交換油を給与したラットでは26%および31%増加した。GNOの給餌により上昇したLDL酸化は,CO:GNOの混合およびエステル交換油摂取群でそれぞれ10%および14%減少した。同様にCO:OLO混合油はC0含有飼料を与えたラットに比較し,SOD,CAT,GPxおよびGST活性がそれぞれ34%,43%,27%および23%高めた。CO:OLOエステル交換油をラットに給与した場合のこれら酸化防止酵素活性の相当する増加は,CO含有飼料を与えたラットに比べそれぞれ38%,50%,28%および26%であった。CO:OLOの混合およびエステル交換油をラットに給与した場合,肝臓LPOおよびLDLの酸化が有意に減少した。結果は,COとGNOあるいはOLOとの混合およびエステル交換油は肝臓酸化防止酵素を高め,肝臓の脂質過酸化を低下させ,LDLの酸化感受性を低減させる,という事を示していた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食用油脂,マーガリン  ,  動物の生化学 

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