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J-GLOBAL ID：200902212506467615   整理番号：09A0561545

量子中継器における物理とアーキテクチャの検討

Physical and architectural considerations in quantum repeaters

著者 (5件)： RAZAVI M. (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  THOMPSON K. (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  FARMANBAR H. (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  PIANI M. (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  LUETKENHAUS N. (Univ. Waterloo, ON, CAN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7236  ページ： 723603.1-723603.13  発行年： 2009年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子通信や量子暗号鍵配送システムでは,光パルスを利用するため暗号鍵生成速度に対する光チャネルの損失の影響が大きく,長距離通信が問題となる。長距離の量子通信が抱える問題の解決策として,量子中継器の利用がある。本論文では,量子中継器の性能に影響する物理的要因やアーキテクチャ上考慮すべき点を検討する。量子中継器は,暗号鍵生成などに利用するエンタングルメントを配送するため量子メモリのネットワークを利用する。まず,ノードごとに複数の量子メモリを持つ量子中継器を確率モデルにより表す。そして,誤差源が無い完全なメモリを仮定して,エンタングルメント生成速度やメモリモに要求されるコヒーレンス時間がメモリ数にどのように依存するか検討する。また,仮定を緩め位相緩和過程によりメモリが減衰するとして,エンタングルメント生成速度の推定値をコヒーレンス時間の関数として求める。こうした解析をシミュレーションにより検証した結果を示す。

シソーラス用語： *中継装置 ,  *通信方式 ,  *量子論 ,  量子暗号 ,  記憶装置 ,  量子光学 ,  暗号鍵 ,  鍵配送 ,  信号伝送 ,  伝送損失 ,  重合せ ,  ネットワークアーキテクチャ ,  確率モデル ,  コヒーレンス ,  デフェージング ,  緩和現象 ,  通信中継
準シソーラス用語： エンタングルメント ,  位相緩和 ,  長距離伝送 ,  量子メモリー ,  量子鍵配送 ,  量子状態 ,  量子中継器 ,  量子通信

分類 (3件)： 通信方式一般  (ND07010E) ,  量子力学一般  (BA06010C) ,  通信理論一般  (ND02010V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 量子中継器 ,  物理 ,  アーキテクチャ