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J-GLOBAL ID:200902212509011841   整理番号:08A0222072

バナナの成熟過程における細胞壁分解に及ぼす活性酸素種の種々の影響

Effects of reactive oxygen species on cellular wall disassembly of banana fruit during ripening
著者 (8件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 319-324  発行年: 2008年07月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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果実の軟化は,一般的には細胞壁の分解に起因する。収穫したバナナのインビトロでの細胞壁分解に及ぼす各種の反応性酸素種の影響についての実験を行った。バナナの各成熟段階でのパルプ組織からアルコール抽出の不溶性残留物を得,スーパーオキサイドアニオン,過酸化水素,ヒドロキシラジカルとこれらのスキャベンジャーとの存在下での細胞内多糖類の分解を試験するのに供した。ヒドロキシラジカルは全糖とウロン酸の増加と分子篩クロマトグラフィーによって測定した可溶性多糖類の分子量の減少を伴って有意に細胞壁多糖類の分解を促進させた。しかしながら過酸化水素とスーパーオキサイドアニオンでの処理は細胞壁多糖類の分解には有意の影響は及ぼさなかった。更に脱エステル化AEIRの分解は,エステル化されたAEIRよりもヒドロキシラジカルの影響を受けやすかった。加えてヒドロキシラジカルは,ヒドロキシラジカルスキャベンジャーの存在下で阻害した。本研究の結果は,細胞壁多糖類の分解がヒドロキシラジカルによって多糖類の可溶化の増大のかたちで惹起し,順次果物の軟化を加速することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  果実とその加工品  ,  細胞生理一般  ,  食品の品質 

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