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J-GLOBAL ID:200902212979150740   整理番号:09A1224105

製紙スラッジ焼却灰(PS ash)を原料として合成されたハイドロキシアパタイトのアルブミン及びオレイン酸吸着能

Adsorption Ability of Albumin and Oleic acid on Hydroxyapatite Synthesized from Paper Sludge Ash(PS ash)
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号: 12  ページ: 1496-1501  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: G0115A  ISSN: 0022-815X  CODEN: KAGIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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炭酸カルシウムを60wt%含有するPS ashを原料として,ハイドロキシアパタイト-ゼオライト複合体及び高純度ハイドロキシアパタイトの合成を試みた。電子顕微鏡観察の結果,得られたハイドロキシアパタイトは,50nm以下のナノ粒子であった。各試料について,アルブミン及びオレイン酸吸着試験を実施した。ハイドロキシアパタイト-ゼオライト複合体及び高純度ハイドロキシアパタイトには,アルブミンの吸着能は見られなかったが,これらの試料をカルシウム洗浄した試料にはアルブミン吸着能があり,市販ハイドロキシアパタイトと同等かそれ以上の吸着能を有していた。カルシウム洗浄することでアルブミン吸着能が大きくなる現象を解明するために,比表面積測定及びCa/Pモル比測定を行い検証した結果,カルシウム洗浄することで,Ca/Pモル比を高めることができることと,アルブミンの吸着能は,比表面積の違いよりも,Ca/Pモル比が1.67(ハイドロキシアパタイトの理論比)に近づくと大きくなる結果を得た。オレイン酸吸着試験を行った結果,市販ハイドロキシアパタイトは,オレイン酸吸着能を有していなかったが,PS ashから得られたハイドロキシアパタイト-ゼオライト複合体及び高純度ハイドロキシアパタイトは吸着能を有していた。特に,高純度ハイドロキシアパタイトは,投入されたオレイン酸の70%を吸着した。これは,比表面積の違いが吸着能に影響したと考えられた。(著者抄録)
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分類 (4件):
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廃棄物処理  ,  スラッジ処理・処分  ,  資源回収利用  ,  セラミック・陶磁器の製造 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (9件):

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