抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の道路は道案内しにくいと言われている。そこで,諸外国と日本の道路,特に一般道での道案内の現状について住居表記の視点から比較し,日本の現状と問題点を簡単に整理した。まず,外国と日本の居住表記と道案内を比較し,日本の一般道での現状改善のための考え方として,通り名方式への変更,ランドマーク,交差点名などについて述べ,これらの目印の選定について説明した。また,これらの目印の交差点,カーナビ,108系案内標識などでの活用について解説した。更に,高知県中心部の交差点群に目印を配置して「ココ!マーク高知」という名称で社会実験が行われている。この社会実験の結果を,実車実験,地図アンケート調査,レンタカーナビアンケート調査,ホテルアンケートに分けて解説した。