抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デンマーク牛連合会は02年に農業,乳生産,牛肉生産,繁殖に関する四つの機関から役員を選出して設立され,ウシの情報を国内で有機的に利用する中心となっている。連合会が管理するデンマーク牛データベース(DCD)は,ウシのあらゆるデータが一元管理されている。データの所有者は生産者であるが,農場,乳業メーカー,食肉検査場,獣医師,研究所からの登録ができ,研究や教育目的でも利用することができる。デンマークの酪農は国の主要な産業であり,他国との生産競争を考え,消費地のニーズにあった製品を提供するため,品質管理にDCDが利用されている。生産者の情報を国,現場の支援者,教育・研究機関で共有できる有機的なシステムは,さまざまな気候風土が混在する日本でも重要である。