抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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半導体製造産業や電子機器産業,精密機械産業などでは,製造に微細または極薄な部材を溶接することを必要とする製品や部品が多い。そこで,半導体レーザによる超薄板溶接技術の確立を目指し,その実用性を検証するため,全6軸多軸位置決め装置と半導体レーザからなる三次元溶接システムを試作した。そして,インコネル718製溶接ベローズ用ダイヤフラムの内周エッジ溶接やSUS304製織機部品の全周溶接を試みた。その結果,ダイヤフラムの内周エッジ溶接では80%以上の確率で微細漏れのない溶接を可能とした。また,織機部品の全周溶接では溶け込みが均一な溶接を可能とし,半導体レーザによる超薄板溶接技術の実用性を示すことができた。(著者抄録)