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文献
J-GLOBAL ID:200902232658099051   整理番号:08A0633042

2受信点にプライベート情報と共通情報を伝送可能なネットワーク符号化

A Network Coding Scheme with Private and Common Informations Transmitted to Two Sink Nodes
著者 (2件):
資料名:
巻: 108  号: 37(IT2008 1-7)  ページ: 17-22  発行年: 2008年05月09日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワーク符号化(Network coding)問題は,ネットワーク上の各節点で入力情報を符号化できる場合に,そのネットワークを通していかに多くの情報を伝送できるかを考える符号化問題である。一般のネットワークに対して伝送可能な情報量の上限を求める問題は未解決であるが,Ngai-Yeungは受信点が2個の場合に対して,それぞれの受信点に同時に伝送可能な情報量の上限を明らかにした。本稿では,この上限をシンプルな符号化法で達成できることを理論的に明らかにする。この符号化法を用いると,両方の受信点に共通情報を送ると共に,各受信点に他の受信点に知られないプライベート情報を送ることができる。さらに,それら3種類の情報の伝送ルートをネットワーク上で完全に分離することができ,その結果,それぞれの情報に対して個別に既存のさまざまな符号化手法が適用可能となる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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信号理論  ,  通信理論一般 
引用文献 (12件):
  • AHLSWEDE, R. Network information flow. IEEE Trans. on Inform. Theory. 2000, 46, 4, 1204-1216
  • LI, S. Y. R. Linear network coding. IEEE Trans. on Inform. Theory. 2003, 49, 2, 371-381
  • NGAI, C. Multisource network coding with two sinks. International Conference on Communications, Circuits and Systems, 2004. 2004, 34-37
  • SCHRIJVER, A. Combinatorial Optimization : Algorithms and Combinatorics. 2003
  • HO, T. The benefits of coding over routing in a randomized setting. IEEE ISIT'03. 2003, 441
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