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J-GLOBAL ID：200902233279804410   整理番号：08A0998118

地下水 地下水を利用した地中熱利用ヒートポンプシステム

Geothermal Heat Pump Systems Using Groundwater Effects

著者 (2件)： 藤井光 (九大 大学院) ,  柴芳郎 (ゼネラルヒートポンプ)
資料名： 空気調和・衛生工学
巻： 82  号： 10  ページ： 863-868  発行年： 2008年10月05日 
JST資料番号： F0331A  ISSN： 0386-4081  CODEN： KCEKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地中熱利用ヒートポンプシステムは場所を問わず設置でき,また省エネルギー効果が高いため,今後の普及が期待されている。同システムでは,熱交換井掘削のための高額な初期投資が普及の阻害要因となっているが,地中熱交換井を設置する地盤中に速い地下水流れが存在する場合,熱交換井あたりの熱交換量が大きく増加し,初期投資を軽減することができる。本稿では,地下水流れが地中熱利用ヒートポンプシステムに与える影響について,地下水を汲み上げない閉鎖型地中熱利用システムおよび汲み上げた地下水との熱交換を行う開放型地中熱利用システムを対象として,原理と適用例を中心に解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *地下水 ,  *ヒートポンプ ,  省エネルギー ,  熱交換 ,  地熱井 ,  掘削 ,  設備投資 ,  因子 ,  成績係数 ,  移流 ,  閉ループ系 ,  開放系 ,  原理 ,  光ファイバ ,  温度計 ,  流動 ,  推定 ,  *地中熱 ,  地中熱利用
準シソーラス用語： 阻害因子 ,  閉鎖系 ,  流れ

分類 (3件)： 水資源  (RC11020F) ,  地熱エネルギー  (LB03040B) ,  ヒートポンプ  (PC03020M)

引用文献 (4件)：

• 新堀雄一. 坑井を用いた地中熱利用HPの設計と地下水流動の関係についての一考察. 日本地熱学会誌. 2002, 10, 339-348
• 岩田宜己. 地下水流動を考慮した地中熱利用ヒートポンプの実証試験. 日本地熱学会誌. 2005, 10, 307-320
• 高橋洋. 白神山地での地中熱利用. 地熱エネルギー. 2003, 7, 47-56
• 池内研. 藤のさとセンターへの地下水利用型地中熱利用ヒートポンプシステムの導入. 地熱エネルギー. 2001, 10, 408-413

タイトルに関連する用語 (3件)： 地下水 ,  地中熱利用 ,  ヒートポンプシステム