抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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筆者らは,日本のアニメの制作過程の効率化およびデジタル化を目指し,アニメータを支援する要素技術開発を目標とした研究開発を通じて作品制作を行うための新しいワークフローの確立と,これを支援するオーサリングツールの開発をすすめている。効率化が求められる理由は,アニメの急激な市場拡大とアニメータの人手不足にある。日本のアニメ作品は元来,アニメ生産効率向上のために,リミテッドアニメーション(秒あたりの作画枚数を減らす手法)が一般的であった。基本的に手描き手法のため,アニメの生産性はアニメータのスキルと経験だけに依存し,効率化を図ることは難しいとされてきた。本稿では,このような背景から,効率的な作品制作を支援するさまざまな要素技術を紹介する。(著者抄録)