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J-GLOBAL ID:200902234338080134   整理番号:08A0996003

中性子共鳴吸収イメージング法による核種の拡散の観察

Nuclide Diffusion Observation by Neutron Resonance Absorption Imaging
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号: Suppl.2  ページ: 121-122  発行年: 2008年09月15日 
JST資料番号: S0973B  ISSN: 0916-4731  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中性子共鳴吸収分光法(N-RAS)は,加速器を用いて発生させたパルス状中性子ビーム中の熱外中性子成分を利用して,中性子共鳴吸収スペクトルを得ることにより,測定対象物体内部の核種やそのダイナミクスに関する情報を非破壊,非接触に分析する手法である。物質中に共鳴吸収された中性子のエネルギーについて,加速器中性子線源を用いて中性子飛行時間分析することで,物質中の元素のみならず,同位体についても同定が可能である。本研究では,中性子の透過力の高さを利用して,透過型のN-RASにより拡散セルを透過させた中性子の共鳴吸収スペクトルを位置依存にて非破壊的に測定し,標的核種の吸収ピーク強度の時系列的変化から,その拡散挙動について情報を得られるか検討した。試料には,厚さ1mmの寒天ゲルを20mm×20mmの板状として20mmの両端に透過率20%となる濃度の硝酸銀水溶液と純水をそれぞれ接触させた拡散セルを用いた。測定後は,Agの共鳴吸収ピークについて空間位置毎のピーク強度の積分を行い,その時間変化からAgの拡散について検討を行った。本研究により,中性子共鳴吸収を利用して核種の拡散挙動を解析できる可能性が示された。
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放射化学的分析一般 
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