文献

J-GLOBAL ID：200902241291890856   整理番号：08A1029744

分子インプリント膜を用いるシマジン高感度電気化学センサチップの構築

ESTABLISHMENT OF HIGHLY SENSITIVE ELECTROCHEMICAL SENSOR CHIP FOR SIMAZINE USING MOLECULARLY IMPRINTED POLYMER LAYER

著者 (5件)： FUCHIWAKI Yusuke (Soka Univ., Tokyo) ,  SHOJI Reo (Soka Univ., Tokyo) ,  SASAKI Naoki (Soka Univ., Tokyo) ,  SUZUKI Hiroaki (Univ. Tukuba, Ibaraki) ,  KUBO Izumi (Soka Univ., Tokyo)
資料名： Chemical Sensors  (Chemical Sensors)
巻： 24  号： Supplement B  ページ： 13-15  発行年： 2008年09月03日 
JST資料番号： L3948A  CODEN： KAGSEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シマジンは最も一般的な除草剤であり,内分泌撹乱化学物質であることが最近報告されている。著者らは,シマジンの分子インプリント高分子レセプタ(Sim-MIP)の調製を既に報告した。シマジンとメタクリル酸,エチレンジメタクリラート,DMFから成るカクテルからSim-MIPを調製した。Sim-MIP層により金チップを修飾することによりシマジンセンサチップを作製した。還元電流はシマジンの濃度に依存した。シマジンセンサの感度は裸金電極の感度より29倍高く,検出限界は0.4μMだった。シマジンセンサチップは他の除草剤よりシマジンに選択的であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *膜 ,  *高感度 ,  *電気化学センサ ,  *半導体チップ ,  内分泌撹乱物質 ,  受容体 ,  調製 ,  感度 ,  金電極 ,  検出限界 ,  選択性 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  脂肪族アルコール ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  脂肪酸
準シソーラス用語： レセプター ,  *分子インプリント

分類 (2件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F) ,  化学プロセスの測定,監視,計装  (XC02030Y)

物質索引 (4件)： DMF ,  エチレンジメタクリラート ,  シマジン ,  メタクリル酸

引用文献 (4件)：

• Y. Fuchiwaki, A. Shimizu, I. Kubo, Anal. Sci., 23, 49.(2007)
• Y. Fuchiwaki, N. Sasaki, I. Kubo, Electrochem., 75, 709.(2007)
• Y. Fuchiwaki, R. Shoji, N. Sasaki, H. Suzuki, I. Kubo, Anal. Lett., 41, 1398.(2008)
• R. Shoji, T. Takeuchi, I Kubo, Anal. Chem., 75, 4882.(2003)

タイトルに関連する用語 (5件)： 分子インプリント ,  シマジン ,  高感度 ,  電気化学センサ ,  構築