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J-GLOBAL ID：200902248617526429   整理番号：09A0243295

安全・安心のためのセラミックセンサ(II)-物理センサ- ナノ構造材料を用いたテラヘルツ領域分光技術

著者 (4件)： 味戸克裕 (NTT Microsystem Integration Lab.) ,  上野祐子 (NTT Microsystem Integration Lab.) ,  芳賀恒之 (NTT Microsystem Integration Lab.) ,  久々津直哉 (NTT Microsystem Integration Lab.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 44  号： 3  ページ： 172-176  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テラヘルツ分光は,分子のネットワークに共鳴するテラヘルツ光を用いる分光法であり,生体関連分子の水素結合の振動モードや分子結晶のフォノン振動モードの検出に有効で,医薬品の結晶多形の同定やラベル化剤を用いないタンパク質の高感度検出などの新しい化学分析として期待される。本稿では,テラヘルツ分光,特にテラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)を用いた定量分析や分子ネットワーク解析の研究例を概説した。1)THz-TDS:原理,システム構成,THz波発生帯域,2)アミノ酸を例としたTHz-TDSの化学分析応用,3)メソポーラスシリカを用いたテラヘルツ分光分析技術,4)分子ネットワークに関するその他の応用分野。

シソーラス用語： *タイムドメイン分光法 ,  遠赤外線 ,  パルスレーザ ,  分子間振動 ,  多孔質体 ,  *ナノ構造 ,  スペクトロスコピー ,  アミノ酸 ,  化学分析 ,  定量分析 ,  ネットワーク ,  分子構造 ,  水素結合 ,  分子間相互作用 ,  タンパク質 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  チオール ,  含硫アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  THz-TDS ,  *メソポーラスシリカ ,  テラヘルツ分光法 ,  分子ネットワーク

分類 (2件)： その他の固体デバイス  (NC03150A) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

物質索引 (3件)： L-グルタミン酸 ,  L-システイン ,  L-ヒスチジン

引用文献 (12件)：

• 味戸克裕. NTT技術ジャーナル. 2008, 20, 33-36
• UENO, Y. Anal. Sci. 2008, 24, 185-192
• 上野祐子. ぶんせき. 2007, 11, 583-585
• テラヘルツテクノロジー動向調査委員会編. テラヘルツ技術. 2006
• テラヘルツテクノロジーフォーラム編. テラヘルツ技術総覧. 2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 安心 ,  セラミック ,  物理 ,  ナノ構造材料 ,  テラヘルツ ,  分光技術