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J-GLOBAL ID:200902251338471429   整理番号:09A0180092

ニホンジカの森林生態系へのインパクト-芦生研究林 芦生上谷流域の植物多様性と群集構造-トランセクトネットワークによる植物群集と希少植物の検出-

Plant species diversity and community structure of old-growth beech forest in Kamitani, Ashiu, Kyoto-Community structure and endangered plant species detected by gradsect networks-
著者 (5件):
資料名:
号: 77  ページ: 43-61  発行年: 2008年12月26日 
JST資料番号: Y0254A  ISSN: 1344-4174  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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京都大学芦生研究林の北東部に位置する上谷流域を調査地に設定し,1)集水域での植物群集単位を見出すこと,2)その各群集の特徴を植物多様性と空間分布様式の点から明らかにすること,3)希少植物の出現頻度と分布状況を明らかにすること,を目的に植生調査を行った。その結果,上谷流域には4つの植物群集単位が共通して存在し,これらが地形要因によって規定され,モザイク上に分布しているという特徴が明らかになった。植物多様性については,尾根地形に分布する群集よりも谷地形に分布する群集で種多様性が高く,特に草本種やシダ植物の出現頻度が高かった。また着生植物を含む24種のレッドデータブック記載種を確認した。芦生研究林では,ニホンジカの採食圧による下層植生の改変や,カシノナガキクイムシによるミズナラの大径木の集団枯死が発生しており,これらは植物多様性や植物群集組成,希少着生植物相の保全の面で懸念すべき問題である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林生物学一般  ,  植物生態学  ,  自然保護 

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