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J-GLOBAL ID：200902251507876956   整理番号：09A0852974

近年の腐植物質分析法の展開 1.三次元蛍光分析

著者 (1件)： 眞家永光 (北里大 獣医)
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 80  号： 4  ページ： 419-426  発行年： 2009年08月05日 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水質を左右する成分の一つである溶存有機物(DOM)は,水中の様々な生物地球化学的過程(biogeochemical processes)に影響を及ぼす。例えば,微生物活性の向上,微量元素の溶解度の増加,疎水性化合物の溶解性の増大などに関与する。また,DOMのモニタリングによって地球環境の変化や環境の撹乱などを検出することができる。ここでは,DOMに含まれる蛍光成分の全てを網羅することができる蛍光分析法の三次元蛍光スペクトル(EEM,Excitation-Emission Matrix)測定法について概説した。この蛍光測定を正しく行うための注意点について述べた。さらに,環境中のDOMのEEM解析に統計解析のPARAFACモデルを適用したEEM-PARAFAC分析の可能性とその応用例について記載した。

シソーラス用語： *腐植 ,  有機物 ,  蛍光体 ,  蛍光測定 ,  三次元 ,  蛍光分析 ,  監視
準シソーラス用語： *腐植物質 ,  溶存有機物 ,  蛍光物質 ,  モニタリング

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腐植物質 ,  分析法 ,  展開 ,  蛍光分析