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J-GLOBAL ID:200902258854180710   整理番号:09A0079364

ジャガイモモップトップウイルスによるジャガイモ塊茎褐色輪紋病に対する殺菌剤全面散布後土壌混和の効果

著者 (7件):
資料名:
号: 59  ページ: 38-41  発行年: 2008年12月26日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ジャガイモ塊茎褐色輪紋病の病原ウイルス,ジャガイモモップトップウイルス(PMTV)はジャガイモ粉状そうか病菌で媒介されることから,粉状そうか病の防除薬剤による塊茎褐色輪紋病の防除効果について検討した。供試薬剤はフルアジナム水和剤およびフルスルファミドフロアブルで,薬剤を全面散布後土壌混和処理して塊茎褐色輪紋病罹病性品種を植え付け,枯凋期に塊茎を収穫したのち塊茎内部の病徴による発病調査を行った。試験は汚染土壌を用いたプランター試験と圃場試験を行ったが,いずれの試験も薬剤処理区における塊茎褐色輪紋病の発生が少なく高い防除効果が認められた。一方,土壌中の粉状そうか病菌の感染ポテンシャルについて,7月および10月に各薬剤施用区と無処理区とで比較したが,いずれの時期も差が認められなかった。以上のことから,フルアジナム水和剤およびフルスルファミドフロアブルの全面散布後土壌混和処理は,PMTVの媒介者である粉状そうか病菌の汚染程度を低下させる効果は少ないものの,PMTVによる塊茎褐色輪紋病の被害回避対策として実用性が高いと考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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いも類  ,  ウイルスによる植物病害  ,  微生物に対する農薬 
引用文献 (5件):
  • 井本征史・岩本満朗・栃原比呂志・中村啓二・花田薫 (1986) 日植病報 52: 752-757.
  • 眞岡哲夫・中山尊登・畑谷達児 (2006) 日植病報 72: 253 (講要).
  • 眞岡哲夫・中山尊登・畑谷達児・津田昌吾・不破秀明・清水基滋・森 元幸 (2008) 日植病報 74: 81 (講要).
  • Nakayama, T., Horita, M. and Shimanuki, T.(2007) J Gen Plant Pathol.73: 229-234.
  • 中山尊登・眞岡哲夫・畑谷達児・津田昌吾・不破秀明・清水基滋・森 元幸 (2007) 日植病報 73: 228-229 (講要).

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