抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動車のステアリング機構のアクチュエータを油圧から電動へ置換えることを考慮し,双方向の力伝達を実現するバイラテラル制御を開発する目的で,遠隔制御実験装置を構築した。実験装置では,ステアリングを模擬した操作部に光学式エンコーダを備えたACモータを用い,操舵輪を模擬した負荷側にはラックアンドピニオンを介してACモータとテーブルを接続し,テーブルにはタイヤと路面間の弾性変形を模擬するバネを取付けた。負荷側のバネ機構で発生する反力の推定には外乱オブザーバを導入した。外乱オブザーバでは,関連部品間の摩擦力を除いて反力を推定する実験を行い,理論値と比較して良い一致を得て,反力推定性能を確認した。