抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平面回路構成で二次元ビーム操作を可能にする右手/左手系複合(CRLH)漏波アンテナ(LWA)アレイ給電用8×8Butlerマトリクス(BM)を作製し,その特性を実験的に確認した。8×8BMは,1入力ポートからの入力が,8出力ポートに同振幅で,隣合う出力ポートには一定の位相差を保って出力する給電回路である。ここでは設計中心周波数を10.5GHzである8×8BMを,誘電率10.2,厚さ0.64mmなる誘電体基板上にマイクロストリップ線路で構成した。電磁界シミュレータを用いて各回路要素を設計し,個々の散乱行列を接続することによってBM回路の周波数特性を計算した。この8×8BMの周波数特性(入力に対する振幅および位相特性)を測定した。動作中心周波数の下方ずれ0.2GHz,出力信号の振幅ずれ±1.2dB以内,位相ずれ±8deg以内を確認した。