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J-GLOBAL ID：200902271659860380   整理番号：08A0341842

分子認識用人工レセプターを用いた水道水中シマジン計測のための測定システム

SENSING SYSTEM FOR DETERMINATION OF SIMAZINE IN TAP WATER UTILIZING MORECULARLY IMPRINTED ARTIFICIAL RECEPTOR FOR SIMAZINE

著者 (4件)： 渕脇雄介 (創価大 工) ,  竹下潤治 (創価大 工) ,  佐々木直樹 (創価大 工) ,  久保いづみ (創価大 工)
資料名： Chemical Sensors  (Chemical Sensors)
巻： 24  号： Supplement A  ページ： 67-69  発行年： 2008年03月29日 
JST資料番号： L3948A  CODEN： KAGSEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： より実用性のあるセンサーシステムを構築するため,Sim-MIPに送液するシマジンを,従来の100nmolで数Lではなく,1nmolで100mlとする事により,測定時間の短縮を行った。そして,1nmolの微量のシマジンを,安定に電気化学測定するための条件の検討と,Sim-MIPカラムによる1nmolシマジンの回収率の検討を行った。最後に,水道水中に含まれる環境基準濃度のシマジンの測定を行ったので報告する。測定溶液に対するメタノール含有量が20%までは,シマジン還元電流応答に大きな違いは見られなかったが,30%以上になると電流応答は見られなくなった。メタノール含有量が20%以下であれば,シマジンの還元電流応答を検出できる事がわかった。耐酸性で耐メタノールの内径1.5mmの小カラムに,ガラスウールフィルターと3mgのSim-MIP粒子を充填したSim-MIPカラムを作製し,測定を行ったところ,環境基準濃度(2-4ppb)を含む,2~8ppbのシマジン濃度範囲で,良好な相関を得る事が出来た。

シソーラス用語： *分子認識 ,  *受容体 ,  *水道水 ,  *計測 ,  *計測システム ,  化学センサ ,  回収率 ,  環境基準 ,  含有量 ,  耐酸性 ,  ガラス繊維 ,  フィルタ ,  相関 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： レセプター ,  測定 ,  測定システム

分類 (2件)： 化学プロセスの測定,監視,計装  (XC02030Y) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (2件)： シマジン ,  メタノール

引用文献 (3件)：

• Yusuke FUCHIWAKI, Akio SHIMIZU, Izumi KUBO, Anal. Sci., 23, 49-53,(2007)
• Yusuke FUCHIWAKI, Naoki SASAKI, Izumi KUBO, Electrochemistry, 9, 709-714,(2007)
• Yusuke FUCHIWAKI, Naoki SASAKI, Akio SHIMIZU, Izumi KUBO, 7^th East Asian Conference on Chemical Sensors, Singapore, Dec., p. 83(2007)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分子認識 ,  人工 ,  レセプター ,  水道水 ,  シマジン ,  計測 ,  測定システム