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J-GLOBAL ID:200902271731726219   整理番号:09A0140716

糞の花粉分析による,南硫黄島・父島における絶滅危惧種オガサワラオオコウモリの食性の検討

Pollen recovered from the faeces of the Bonin flying fox (Pteropus pselaphon Layard, 1829) on Minami-Iwo-To and Chichi-jima Islands.
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 53-60  発行年: 2008年12月31日 
JST資料番号: L0434A  ISSN: 0387-1851  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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南硫黄島と父島において絶滅危惧種オガサワラオオコウモリ(Pteropus pselaphon)の6~7月に採取した糞に含まれる花粉を分析した。そして,本種が摂食する花の種類を調べた。その結果,16点の糞試料から23分類群の花粉と2分類群のシダ植物の胞子を検出した。花粉・胞子数は糞試料1点あたり合計310~2303個であった。花粉は,主にPandanus,Arecaceae,Casuarina,Freycinetia,Schima,Leucaena,AgaveおよびFicusなどの木本および大型草本の花粉であった。SyzygiumとPandanusは,これまで花の摂食が未報告の種であった。シダ胞子は単溝型と三溝型の両方を検出した。
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分類 (1件):
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個生態学 
引用文献 (23件):
  • 吉行瑞子. オガサワラオオコウモリの分類学的地位について. 天然記念物調査 (オガサワラオオコウモリ) 調査報告書. 1999, 22-28
  • 稲葉慎. 個体数が減少したオガサワラオオコウモリ保全のための緊急提言. 保全生態学研究. 2002, 7, 51-61
  • COX, P. A. Flying Foxes as Strong Interactors in South Pacific Island Ecosystems : A Conservation Hypothesis. Conservation Biology. 1991, 5, 448-454
  • 阿部学. オガサワラオオコウモリの分布, 食性, 行動圏. 小笠原研究年報. 1995, 18, 4-43
  • 稲葉慎. オガサワラオオコウモリの食性と摂食行動. 天然記念物調査 (オガサワラオオコウモリ) 調査報告書. 1999, 41-63
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