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J-GLOBAL ID：200902273951740142   整理番号：09A0113971

計算量の観点による二階層Tardos符号の最適化

An Optimization of Two-Layered Tardos Code from the Computational Perspective

著者 (3件)： 門田宜也 (神戸大 大学院工学研究科) ,  栗林稔 (神戸大 大学院工学研究科) ,  森井昌克 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2008  号： 8 第二分冊  ページ： 917-922  発行年： 2008年10月08日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Tardos符号はc-secure符号の構成法の一つであり,符号長が下限に極めて近いことが知られている。ただしユーザ数の増加に伴い,検出における相関計算量が線形に増加する問題がある。これは既に提案されている二つのTardos符号を階層的に用いる手法で対数オーダーに削減可能である。しかし,二系列の場合のパラメータの最適化や一系列と厳密なトレーサビリティの比較は行われていない。本稿ではTardos符号のトレーサビリティの理論値を求め,計算量に焦点を当てて二系列のパラメータの最適化を行う。また,二系列と一系列におけるトレーサビリティを比較し,二系列の理論的上限について考察を行う。更には相関計算を段階的に行うことで計算量を抑える手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *符号 ,  *計算量 ,  最適化 ,  長さ ,  相関 ,  階層構造 ,  パラメタリゼーション ,  トレーサビリティ ,  上限 ,  *コンピュータセキュリティ
準シソーラス用語： *Tardos符号 ,  符号長

分類 (3件)： 符号理論  (ND02030R) ,  計算理論  (JB02000A) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 計算量 ,  観点 ,  階層 ,  符号 ,  最適化