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J-GLOBAL ID：200902275016051390   整理番号：09A0098877

“超”材料技術-最先進の開発動向と実用化への期待-超高力ボルト

著者 (1件)： 木村勇次 (物質・材料研究機構)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 57  号： 1  ページ： 34-35  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超鉄鋼プロジェクトで研究開発した耐遅れ破壊特性に優れた1800MPa級低合金鋼(プロトタイプ鋼)を用いた,超高力ボルト創製の現状を紹介した。プロトタイプ鋼は軟質化処理しても硬く,通常の冷間圧造による頭部成形が困難であった。そこで,素材→→熱間圧造による頭部成形→軟質化処理→→冷間ねじ転造→焼入れ焼戻しのプロセスでボルトを製造した。六角ボルト,ナット,座金の形状・寸法,ナットと座金の硬さは,超高力ボルト製造における技術的検討課題を抽出することを目的として,JIS B 1186-1995に従った。得られたM16超高力ボルトの引張荷重は254kNで,F10T高力ボルトの1.6倍であった。超高力ボルトの実現のための課題を挙げた。

シソーラス用語： 焼入 ,  *高力ボルト ,  高強度鋼 ,  引張強さ ,  引張荷重 ,  焼戻 ,  低合金鋼 ,  遅れ破壊 ,  冷間加工 ,  熱間鍛造 ,  ねじ転造 ,  JIS【規格】 ,  破壊強さ
準シソーラス用語： *超高強度鋼

分類 (3件)： 金属構造  (RA04050W) ,  ファスナ類,締付,し緩,継手  (QB01090V) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 開発 ,  動向 ,  実用化 ,  期待 ,  高力ボルト