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J-GLOBAL ID：200902275609687208   整理番号：09A0735244

琵琶湖の流域管理のための分析システムの構築に関する調査研究

著者 (10件)： 佐藤祐一 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  金再奎 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  高田俊秀 (滋賀県大) ,  永禮英明 (北見工大 工) ,  小松英司 (千代田アドバンスト・ソリューションズ) ,  上原浩 (パンパシフィックコンサルタンツ) ,  西野麻知子 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  大久保卓也 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  岩川貴志 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  内藤正明 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ)
資料名： 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書  (Research Report of Lake Biwa Environmental Research Institute)
号： 4  ページ： 34-49  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： Y0461B  ISSN： 1882-8612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,琵琶湖および流域の環境の総合的保全に資する施策の提言を行うため,まず琵琶湖の流域管理を行うためのフレームワークを提示し,そこで必要となる流域管理のための分析システムを構築することである。分析システムの構築においては,必要な基礎データや琵琶湖に関する物理・化学・生物的データに加えて,流域の社会・経済に及ぶ幅広い関連情報のデータベースを構築することであり,琵琶湖とその流域社会の現状と将来を定量的に予測しうる数理モデル「琵琶湖流域統合管理モデル」を構築した。このモデルを用い,これまで構築した3つのサブモデル「琵琶湖流域水物質循環モデル」「琵琶湖湖辺域景観評価モデル」「琵琶湖魚介類モデル」について説明した。これらは第5期湖沼計画や琵琶湖流域別下水道整備総合計画の中で活用された。今後は琵琶湖の将来像をより具体化するため,琵琶湖流域統合管理モデルを開発・改良し,水資源,景観,生態系,水産業など琵琶湖の多様な価値を総合的に考慮した目標の設定や対策のあるべき姿について提案することが必要である。

シソーラス用語： 湖沼 ,  流域 ,  *環境保全 ,  政策 ,  フレームワーク【ソフトウェア開発】 ,  目標設定 ,  管理システム ,  数学モデル ,  データベース ,  定量的分析 ,  水資源 ,  水循環 ,  景観 ,  水産食品 ,  生態系 ,  湖沼汚濁 ,  社会 ,  管理
準シソーラス用語： サブシステム ,  *システム構築 ,  持続可能な社会 ,  *琵琶湖 ,  *流域管理

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  湖沼汚濁  (SB02030Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 琵琶湖 ,  流域管理 ,  分析 ,  構築 ,  調査 ,  研究