抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市型大規模震災における中長期的生活再建リスクを考える手段として,シナリオ作成型のリスクコミュニケーション手法の適用を検討した。中長期的な生活再建のシナリオを作成する視点には,1)生命・健康,2)住まい,3)職業(なりわい=収入)の3つが必要である。30代から70代までの世帯主がいる5種類のモデル世帯(高齢単身者,中高年夫婦のみ世帯,30代子育て世帯,60代自営業世帯,中堅管理職世帯)を設定した。グループインタビューを通じてベースシナリオを修正し,アンケート調査を実施して生活再建シナリオの妥当性を検証する。その上で,最終的なシナリオは,個人(世帯)ごとのリスクコミュニケーションのための表現ツールの1つとして開発される予定である。