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J-GLOBAL ID：200902277024773977   整理番号：09A1243256

機能性微粒子テクノロジー 金属ナノ粒子を用いた低環境負荷・省資源を可能にするナノめっき法

著者 (4件)： 椎木弘 (大阪府大 産学官連携機構 先端科学イノベーションセ) ,  山本陽二郎 (大阪府大 産学官連携機構 先端科学イノベーションセ) ,  床波志保 (大阪府大 産学官連携機構 先端科学イノベーションセ) ,  長岡勉 (大阪府大 産学官連携機構 先端科学イノベーションセ)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 54  号： 12  ページ： 924-928  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究グループでは,従来法の有する問題を解決するためにプラスチック基材と金属ナノ粒子双方に結合するバインダー分子を用い,自己集合力を利用して金属ナノ粒子をプラスチックに固定化することで金属薄膜を形成するナノめっき法の開発を行っている。本法によれば,バインダーがブラスチック上に金属ナノ粒子を直接固定化するので,粒径を反映した薄膜の形成が可能になる.したがって,剛直な下地ニッケルめっき層を要さず直接金属薄膜が形成されるため,熱膨張や収縮,または外部から係る物理的ストレスなど形状変化によるめっき面のプラスチック基材からの剥離や割れが生じにくい特徴を持つ薄膜の形成が可能になる。また,少工程で薄膜形成が可能な上,有害物質を使用せず,省資源・省エネルギー,低環境負荷など,環境調和型の手法である。

シソーラス用語： *機能材料 ,  *微粒子 ,  金属 ,  *ナノ粒子 ,  *環境影響 ,  *省資源 ,  めっき ,  自己集合 ,  プラスチック ,  金属薄膜 ,  粘結剤 ,  固定 ,  粒径 ,  *ニッケルめっき ,  熱膨張 ,  収縮 ,  剥離 ,  ポリエチレンテレフタレート ,  ポリイミド
準シソーラス用語： バインダ ,  環境負荷

分類 (2件)： めっき一般  (WC08021T) ,  電気化学的操作・装置一般  (XE02010I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 機能性 ,  微粒子 ,  テクノロジー ,  金属ナノ粒子 ,  環境負荷 ,  省資源 ,  めっき