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J-GLOBAL ID：200902278413118603   整理番号：09A0151760

大気球を利用した微小重力実験システム 高々度気球を用いた微小重力実験システムの開発

著者 (11件)： 橋本樹明 (宇宙航空研究開発機構) ,  澤井秀次郎 (宇宙航空研究開発機構) ,  坂井真一郎 (宇宙航空研究開発機構) ,  坂東信尚 (宇宙航空研究開発機構) ,  小林弘明 (宇宙航空研究開発機構) ,  石川毅彦 (宇宙航空研究開発機構) ,  稲富裕光 (宇宙航空研究開発機構) ,  藤田和央 (宇宙航空研究開発機構) ,  吉光徹雄 (宇宙航空研究開発機構) ,  斎藤芳隆 (宇宙航空研究開発機構) ,  福家英之 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本マイクログラビティ応用学会誌  (JASMA)
巻： 26  号： 1  ページ： 9-14  発行年： 2009年01月31日 
JST資料番号： L2202A  ISSN： 0915-3616  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長期間(約20秒程度)の,良質で,費用のかからない,微小重力環境を実現できる,高々度気球から開放される実験システムを開発した。本実験システムは二重シェル,抗力の影響を受けない構造で,フライトカプセルと呼ばれる外側シェルは内側シェルと衝突しないで制御され,良質の(10^-5程度)微小重力環境を実現できる。本論文は,このシステムの設計構造と形態を示した。搭載試験パッケージは太陽センサ,地磁気センサ,ジャイロスコープ,傾斜計,GPS受信機,機上計算機から構成されている。試験は二回行われ成功した。試験結果と将来の開発計画を示した。

シソーラス用語： 高空 ,  *気球 ,  *微小重力 ,  *飛行試験 ,  カプセル ,  シェル構造 ,  空気抵抗

分類 (1件)： 飛行試験  (QK03030W)

引用文献 (14件)：

• 橋本樹明. 高々度気球からの落下体を用いた微小重力実験システム. JASMAC-20, 福井, 2004. 2004
• 並木道義. 大気球による無重力実験. 宇宙研報告. 1982, 4
• NAMIKI, M. Microgravity experiment system utilizing a balloon. Advances in Space Research. 1985, 5, Issue 1, 83-86
• THOMAS, V. A. Microgravity research platforms-A study. CURRENT SCIENCE. 2000, 79, 3, 10
• 斎藤芳隆. 超薄型高高度気球による世界最高気球高度記録の達成 (BU60-1). 宇宙科学研究所報告. 2003, 45

タイトルに関連する用語 (7件)： 気球 ,  微小 ,  重力 ,  実験システム ,  高々度 ,  重力実験 ,  開発